やらかした時に、まず書くようになった
夜、手元の練習用の環境をいじっていて、見せたくない値を画面に出してしまいました。
鍵みたいなものです。
だから「鍵っぽいところは伏せて出して」と、ちゃんと自分でひと手間かけたつもりでした。
それなのに、そのまま出てしまった。
隠す条件の書き方が、ほんの少しズレていたんです。
あ、と思いました。
まず書くようになった

こういう時、昔の私はまず慌てていました。
なかったことにしたくて、すぐ手を動かす。
とりあえず消す、とりあえず作り直す。
気持ちを落ち着けるために動いているだけで、本当に必要な対処かどうかは、後回しでした。
今は順番が変わりました。
まず書くんです。
何が起きたのか。
どこに出てしまったのか。
それを先に書き留めてから、落ち着いて確かめにいく。
不思議なもので、書いている間に、頭のほうが勝手に整理を始めます。
「で、これって本当に危ないんだっけ?」と。
慌てて手を動かすより、たぶんこっちの方が速いし、間違えません。
「大丈夫そう」ではなく、「確かめたから大丈夫」

今回も、書いてから確かめました。
その値は、コードと一緒に保存される場所には一度も入っていない。
保存先のファイルは外に出ない設定になっている。
出てしまった場所も、自分の手元のやり取りだけ。
ひとつずつ見ていって、どれも大丈夫でした。
それでも一応、「このまま様子を見る」と「作り直す」の二つを並べて、様子を見るほうを選びました。
外に出た形跡がどこにもなくて、しかも手元の練習用の鍵だったからです。
ここでひとつ、自分の中で線を引いていることがあります。
「大丈夫そう」では流さない、ということです。
「大丈夫そう」はただの気休めです。
でも「こことここを確かめたから大丈夫」は、根拠です。
同じ大丈夫でも、立っている場所がまるで違う。
不安症ぎみの私は、気休めではちっとも安心できないので、根拠のほうを並べるようにしています。
やらかした後の順番は、自分で選べる

ミスそのものは、油断でした。
隠すつもりだったのに隠し損ねたんだから、言い訳のしようもありません。
次は同じやり方をしないようにします。
ただ、やらかした後の動き方は、前より少しましになっていました。
慌てて消す前に、書く。
気休めの前に、根拠を並べる。
たぶん私は、ミスをしない人にはなれません。
これからもきっと、何かしらやらかします。
でも、やらかした後の順番だけは、自分で選べるんだなと思いました。

