自動化・AI開発

直すたびに、穴が見つかる夜でした

Kanae

夜中、ひとつのバグを直し終えたところでした。

やっと終わった、と思った数分後に、その確認作業の中から別の壊れた場所が見つかりました。
直して、確かめて、また見つかる。
この夜は、それが何度も続きました。

不思議と、嫌な気持ちにはなりませんでした。

以前の私なら、たぶんへこんでいたと思います。
「直しても直しても終わらない」「自分の作ったものはこんなに壊れているのか」と。

でもこの夜は、見つかるたびに少しほっとしている自分がいました。

見つかった壊れは、もう「直せる壊れ」

見つかった壊れは、もう「直せる壊れ」

理由を考えてみたら、シンプルでした。
見つかった壊れは、もう「直せる壊れ」になっているんです。

壊れていること自体は、見つかる前から変わっていません。
お気に入りのページは何週間も前から壊れていたし、日程変更の機能は公開した日から一度も動いていませんでした。
私が知らなかっただけで、ずっとそこにあった。

知らない間は、何もできない

知らない間は、何もできない

知らない間は、何もできません。
直すことも、謝ることも、優先順位をつけることもできない。
見つかった瞬間に、はじめて選べるようになります。
今直すのか、後で直すのか、直さないと決めるのか。

前職で「気づかないまま」の怖さを知った

前職で「気づかないまま」の怖さを知った

前職で働いていた頃の私は、「気づかないまま」が一番怖いことを、身をもって知りました。
気づかないまま消耗して、気づいたときには適応障害になっていました。
時間も心も、気づかないまま失うのが一番高くつく。

だから今は、壊れた場所が見つかる夜を、悪い夜だと思わなくなりました。

静かなことと、健全なことは、別だった

静かなことと、健全なことは、別だった

むしろ、何も見つからない静かな夜のほうを、少しだけ疑うようになりました。
本当に何もないのか、見つける手段がないだけなのか。
この夜に見つかった壊れの多くは、エラーも出さずに静かに壊れていたものでした。
静かであることと、健全であることは、別なんですよね。

直すたびに穴が見つかる夜は、くたびれます。
でも、穴が見つかる仕組みと、一緒に探してくれる相手がいる。
それは結構、恵まれたことなのかもしれないと思いました。

朝方、最後の修正を本番に反映して、壊れていたページが直ったのを確認してから休みました。

明日もたぶん、何か見つかります。
それでいいと思っています。

ABOUT ME
かなえ
かなえ
個人開発を応援する非エンジニア
婚約破棄をきっかけに、29歳で未婚の母になると決めました。
不安と向き合いながら、10年かけて働き方を少しずつ作り変えてきた40代です。

AppSheetやGASを独学で覚え、いまはAIを使った個人開発を毎日続けています。
個人開発を応援する非エンジニアとして、等身大の試行錯誤や、子育て・自立・副業のことを、正直に記録しています。
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