自動化・AI開発

「動いてるから大丈夫」を、一度疑ってみた日

Kanae

作りかけの機能が、あと一歩のところまで来ていました。
更新情報をお知らせする、小さな置き場。
前の日にほとんど出来ていて、あとは本番で1件出して、ちゃんと表示されるのを見るだけ。

その最後の一歩を踏む前に、ふと立ち止まりました。
仕上げる前に、これまで作ってきたところを一度ぜんぶ見回しておきたい、と思ったんです。

つぎはぎの家を、点検する

つぎはぎの家を、点検する

個人開発は、少しずつ足していく作業です。
思いついたら足して、直したくなったら直して。
気づけば、あちこちに手を入れた跡が残っています。
家に例えるなら、必要になるたびに部屋を継ぎ足してきたような感じでしょうか。

継ぎ足した家は、たいてい普通に暮らせます。
でも、どこかに「閉め忘れた窓」が残っていても、日々暮らしている分には気づきません。
表の玄関から入って、リビングで過ごしている限りは、何も困らないからです。

だから、たまには見回る。
今回は、そういう気持ちでした。

開いていた窓が、ひとつ見つかった

開いていた窓が、ひとつ見つかった

見回りは、いつものようにAIに頼みました。
私はコードを書かないので、調べる作業はClaude Codeにお願いします。
いくつもの目で同時に見てもらって、報告を待ちました。

ほとんどは、想定の範囲でした。
でもひとつ、動作確認のために作った小さな窓が、鍵をかけないまま残っていました。
ログインしていない人でも、そこを開ければ中がのぞける状態だったんです。

半信半疑で、本当にそうなのか確かめてもらいました。
のぞけました。
誰かが壊したわけではなく、最初から、静かに開いていただけでした。

動いているから大丈夫、が通じない場所がある。

それを、あらためて知りました。
表側は何ごともなく動いていて、誰も困っていない。
それでも、裏の窓は開いていたんです。

閉めて、ついでに片付けた

閉めて、ついでに片付けた

その窓は、もう誰も使っていませんでした。
作ったことすら忘れられていた、消し忘れの窓です。
だから、閉めるのではなく、外して塞ぎました。
ついでに、同じように誰も使っていない古い出入り口を、まとめて片付けました。
使わない扉が減ると、見回りも楽になります。

不思議なもので、閉め忘れを見つけた後の方が、家が軽くなった気がしました。

見回る習慣を、持っておきたい

見回る習慣を、持っておきたい

怖いのは、これが誰かのせいで開いたわけではない、ということでした。
最初から静かに開いていて、放っておけば、たぶんずっとそのまま。
表が動いている限り、気づくきっかけがないんです。

仕事でも暮らしでも、「回っているから大丈夫」と思っているものほど、たまに立ち止まって見回る意味があるのかもしれません。
動いていることと、ちゃんと閉まっていることは、別のことだから。

お知らせの置き場は、そのあとで無事に仕上げました。
でも今日いちばん心に残ったのは、仕上げる前に一度見回ってよかった、ということの方でした。

ABOUT ME
かなえ
かなえ
個人開発を応援する非エンジニア
婚約破棄をきっかけに、29歳で未婚の母になると決めました。
不安と向き合いながら、10年かけて働き方を少しずつ作り変えてきた40代です。

AppSheetやGASを独学で覚え、いまはAIを使った個人開発を毎日続けています。
個人開発を応援する非エンジニアとして、等身大の試行錯誤や、子育て・自立・副業のことを、正直に記録しています。
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