作った人は気づかない
作った人は気づかない

自分のサービスを毎日いじっていると、いつの間にか「作る人の目」でしか画面を見なくなっています。
ユーザーページのサイドバーに、フォローボタンと応援ボタンとシェアボタンが並んでいました。
統計情報は別のタブ、SNSリンクは全然違う場所。
機能としては全部動いている。
コードとしては問題ない。
でもふと、「自分のプロフィールをTwitterでシェアしたい時、どうするんだろう?」と考えたら、手段がなかったんです。
シェアボタンは「アクション」タブの中にあって、そのタブは他の人がプロフィールを見た時にしか出てこない。
9ヶ月近く毎日開発してて、一度も気づかなかった。
暮らしと似ている

これって、日常生活でもありますよね。
毎日通る道の花壇が枯れていることに、ある日突然気づく。
キッチンの引き出しがいつの間にかゴチャゴチャになっていることに、来客の前に慌てて気づく。
見慣れてしまうと、不便さも風景の一部になってしまう。
開発でも同じで、「動いているから大丈夫」と思っているうちに、小さな違和感が積み重なっていました。
ボタンのスタイルがバラバラ。
情報があちこちに散らばっている。
タブが多すぎて何を見ればいいかわからない。
整理すると見えてくるもの

今日やったのは、3つのタブを2つに減らしただけです。
「アクション」と「統計」を「About」という1つのタブにまとめて、SNSリンクとシェアボタンをそこに入れた。
見出しのスタイルを全タブで揃えた。
応援者がいない時の「最初の応援者になりませんか?」を非表示にした。
技術的にはそんなに難しいことじゃない。
でも、やる前とやった後では、ページの印象がまるで違いました。
「この人のプロフィールだ」という感覚。
統一感って、多分そういうことなんだと思います。
一つ一つの要素は小さくても、全体として「あ、ちゃんとしてる」という信頼感につながる。
定期的に「初めて見る目」で

個人開発をしていると、機能追加に追われがちです。
でもたまには、初めてそのページを開く人の気持ちになって眺めてみる。
そうすると、「ここ変だな」がぽろぽろ出てくる。
今日の気づきは、「使う人の気持ちで見る時間」を意識的に作ること。
コードを書かない時間にこそ、サービスは良くなるのかもしれません。

