作るのは楽しいけど、整理は楽しくない
夜、ふと気になって、生成 AI のサービスで自分が作った履歴を確認してみました。
画像 1,462 件。
動画 40 件。
そんなに作っていた覚えがありませんでした。

作る時間と、整理しない時間
プロンプトを打って、出てきた画像を見て、「いいね」と保存する。
そこまでは楽しい時間です。
その先、ファイル名を付けたり、フォルダに分けたり、どれが何のために作ったか記録したり、というところが、ずっと放置されていました。
そして気付いた時には、私の手元には何もなくて、サービスの履歴の中にだけ全部が残っていました。

楽しくない仕事は、自分でやらない方がいい
「自分で 1,500 件ダウンロードする」を一瞬考えました。
サムネをクリックして、ダウンロードして、フォルダに分けて、スプレッドシートにメモを書いて。
10 件目で疲れる作業です。
そういう時に思うことがあります。
「楽しくない作業は、自分が手を動かさないでいい仕組みを作る方が、結果的に早い」 と。
Python のスクリプトを書いて、Google ドライブの共有ドライブに自動で送って、スプレッドシートに 1 件 1 行で記録するようにしました。
深夜にコードを書きながら、明らかに「1,500 件手でダウンロードする」より早く終わりそうな見込みが出てきて、それだけで気が楽になりました。
仕組みができたあとは、1,500 件のダウンロード自体は、私が寝ている間にスクリプトがやってくれます。
私がやることは、結果のスプレッドシートを開いて「ちゃんと入ってる」と確認するだけです。

仕組みは「作りたい気持ち」を守ってくれる
整理ができないと、作るのが怖くなることがあります。
「これも、後で整理しなきゃ」と思うと、新しいものを作る手が、なんとなく止まる。
机の上が散らかっている時に、新しい本を開きたくない感覚に似ているかもしれません。
逆に、整理の仕組みが先にあると、「作っても自動で整理される」という安心感が生まれて、また手が動くようになります。
これは、生成 AI に限らず、ブックマークでも、メールでも、写真でも、家の中の物でも、同じだと思っています。
仕組みは「整理する」ためじゃなくて、「作り続けられる状態を保つ」ためにある。

自動化された深夜
タスクスケジューラに登録して、毎日 22 時に自動で動くようにしました。
PC が落ちていた日は、次に起動した時に追いつくようにしてあります。
22 時に PC を見ていない日も、知らないうちに何かが整理されている。
それは、過去の自分がちょっと頑張った日の積み重ねが、今の自分を助けてくれている感覚です。
私の代わりに動いてくれる仕組みが、また 1 つ増えました。
整理は楽しくないままです。
それで良いと思っています。
楽しくないものを楽しもうとせず、楽しくないままで済むようにしておく。
それが、私が「作る時間」を守る方法の 1 つになっています。
余白
寝る前に LitMedia をもう一度開いて、画像を 1 枚作ってみました。
それも翌日には、私が何もしなくても、スプレッドシートに 1 行追加されているはずです。
その 1 行が、いつかまた「あ、これ作ったな」と思い出させてくれる時が来るかもしれません。

