「お金を払う」以外の選択肢

娘の英語学習に、月7,000円のオンライン英会話を使っていました。
最初の頃はよかったんです。
楽しそうに話していたし、英語力も維持できている実感がありました。
でも2年経った今、明らかにモチベーションが下がっていて。
画面の前に座ってはいるけど、義務感でやっている顔をしています。
こういう時、選択肢は2つだと思っていました。
「我慢して続ける」か、「やめる」か。
続ければ英語力は維持できるかもしれない。
でも嫌々やっていたら、英語そのものが嫌いになるかもしれない。
やめたら楽になるけど、せっかくの英語力がもったいない。
どっちを選んでも、すっきりしない。
3 つ目の選択肢は、自分で作る

でも、ふと思ったんです。
3つ目の選択肢があるかもしれないって。
自分で作ればいいんじゃないか。
娘が好きそうな「どうぶつの森」みたいな世界観で、英語で話すと庭が育つアプリ。
AIが相手だから、予約もいらないし、恥ずかしくもない。
「お金を払って誰かに任せる」以外に、「自分で作る」という道がある。
これは、開発をやっていなかったら絶対に思いつかなかった発想です。
もちろん、プロが作ったサービスにはかなわない部分もたくさんあります。
カリキュラムもないし、ネイティブの先生もいない。
でも、娘のことを一番知っているのは私です。
どんな話題なら食いつくか。
どのくらいの長さなら飽きないか。
どうすれば「やらされている」じゃなくて「やりたい」になるか。
そういう細かい調整は、既製品では難しいのかもしれません。
思い返すと、去年の私だったら「自分で作る」なんて発想は出てこなかったと思います。
「アプリは買うもの」「サービスは契約するもの」。
それが当たり前でした。
問題があれば、お金を払って解決してくれる人を探す。
それが大人のやり方だと思っていました。
でも今は違います。
完璧じゃなくても、自分で形にできる。
10ヶ月毎日コードを書き続けてきたことが、「作る」という選択肢を自然に引き出してくれました。
まだ骨組みしかできていません。
AIと英語で話せるだけの、シンプルなアプリです。
庭もアバターもこれから。
でも、「やめるか続けるか」で悩んでいた時間が、「どう作ろうか」に変わった瞬間、気持ちがすっと軽くなりました。
問題を解決する方法は、既存の選択肢の中だけにあるわけじゃない。
自分で選択肢を作れるようになったこと。
それだけで、去年の自分より少しだけ自由になれた気がしています。

