何も変えていないのに、壊れる日がある
夕方、自分で作ったツールを開いたら、読み込めなくなっていました。
Substackの読みたい人だけを集めて読む、小さな自作ツールです。
エラーの番号は429。
「リクエストが多すぎます」という意味だそうです。
でも私は、いつも通りに開いただけでした。
コードは何も変えていません。
それなのに、全部が読めなくなっていました。
原因は、私の外側にありました

AIに調べてもらって分かったのは、悪いのは私のコードではない、ということでした。
このツールは、無料で借りられる中継サーバーの上で動いています。
その場所は世界中の人と共有されていて、どうやらその中の誰かが、読み込み先のサービスに迷惑をかけるような使い方をしたようなのです。
それでサービス側が、共有の場所からのアクセスをまとめて絞った。
私のツールは、その巻き添えになりました。
もらい事故、という言葉がいちばん近いと思います。
自分の側を何も変えていなくても、壊れる日はあるんです。
外側は、いつも勝手に変わっていくから。
相手は直せない。じゃあ、自分の側に何を足すか

サービス側に「うちは迷惑をかけていないので通してください」とは言えません。
相手の判定は、私には直せない。
だから、直せる側に手を入れることにしました。
方針は「覚えておく」です。
一度読めたものは、中継役が覚えておく。
入り口が塞がれている間は、少し前に覚えたものを代わりに見せる。
最新ではないかもしれないけれど、真っ白なエラーよりずっといい。
塞がれることは防げなくても、「塞がれても昨日までの分は読める」ようにはできるんです。
直してみて、これは暮らしでも同じだなと思いました。
天気も、値段も、サービスの都合も、私の外側は私の思い通りになりません。
変えられるのは、変わったときに困らないよう、自分の側に何を備えておくか。
それだけなんですよね。
「自分は悪くない」で終わらせない

今回いちばん心に残ったのは、原因が自分になくても、対応するのは自分だ、ということでした。
理不尽だなとは思います。
1行も悪くないのに、直すのは私。
でも「悪くないから何もしない」を選ぶと、ツールは読めないままです。
使ってくれている人も、開くたびにエラーを見ることになります。
原因の在りかと、動く理由は、別なんだと思います。
悪くなくても、大事なものなら手を入れる。
そう決めて手を動かした夕方でした。
外側が変わっても慌てないように、覚えておく仕組みをひとつ。
今日はそれができただけで、十分だった気がしています。

