自動化・AI開発

夜中に、バッジの高さが気になってしまった

Kanae

夜中に、小さなタグの高さが揃っているかどうかが気になって、何度も見比べていました。

自分で作った小さな道具の画面に、目印みたいな小さなタグがいくつか並んでいます。
その高さが、ほんの少しだけ揃っていない気がしたんです。
1ピクセルか、2ピクセルか。
たぶん、言われなければ誰も気づかない差です。

でも、一度気になると、戻れませんでした。

「微妙だった」を、何度も言いました

最初はもっと軽いつもりでした。
タグの位置を少し動かしたいだけ。
それが、動かすたびに別のところが崩れて、直すたびにまた違う崩れ方をして。
気づいたら、画面の作りそのものを組み直していました。

「崩れた」「微妙だった」。
その夜、私はそんな言葉を何度も打っていました。

正解がすぐに見えるわけではありません。
やってみて、見て、違和感があって、また直す。
その繰り返しでした。

細かいことに時間を使うのは、無駄でしょうか

機能は何も変わっていません。
タグの位置と高さが揃っただけ。
それだけのことに、夜の時間を使いました。

効率だけで考えたら、無駄なのかもしれません。
誰かに頼まれたわけでもありません。

でも私は、自分が納得していないものを、そのまま人に渡すのが苦手なんです。
小さくても、揃っていない方が気になるなら、揃えたい。
その違和感を見ないふりして次に進むより、立ち止まって直す方が、私には合っています。

整えてから、手放しました

その夜は、同じ道具を二回ぶん、世に出しました。
一度出して、すぐ気になって直して、また出して。

完璧主義というほど立派なものではなくて、ただ「気になったところを放っておけない」だけなのかもしれません。

島の家で、夜にひとり、画面の中の1ピクセルと向き合っている。
傍から見たら、ずいぶん細かいことをしているなと思います。
でも、その細かさが、たぶん私の作るものの手触りになっている気がします。

揃った四つのタグを見て、やっと少し、すっとしました。
それで、手放せました。

そういう夜が、私はわりと好きなんだと思います。

ABOUT ME
かなえ
かなえ
個人開発を応援する非エンジニア
婚約破棄をきっかけに、29歳で未婚の母になると決めました。
不安と向き合いながら、10年かけて働き方を少しずつ作り変えてきた40代です。

AppSheetやGASを独学で覚え、いまはAIを使った個人開発を毎日続けています。
個人開発を応援する非エンジニアとして、等身大の試行錯誤や、子育て・自立・副業のことを、正直に記録しています。
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