作るのは楽しいけど、整理は楽しくない
Kanae
Independent My life
夜中に、自作の拡張機能をいじっていました。
きっかけは、使ってくれている人からの小さな声でした。
「相手のコメント、もう少し長く読めたらいいな」「このボタン、押しても動かないみたい」。
どれも、自分一人で使っているだけでは気づかなかったことです。
一つずつ直していきました。
表示できる文字数を増やしたり、押しても何も起きないボタンを、必要なときだけ出るようにしたり。

途中で、ふと自分でも気づきました。
購読者の方とチャットでやり取りしていて、「私が返した返信、これ記録できてないな」と。
相手の言葉は残るのに、自分が何て返したかは手で書かないと残らない。
自分のために作ったツールなのに、片側が抜けていたんです。
これも、誰かとやり取りしていなかったら気づけませんでした。

裏側を調べて、つなぎ込んだら、ちゃんと自分の返信も記録できるようになりました。
しかも、過去のやり取りまで一気に。
動いた瞬間は、ちょっと嬉しかったです。
個人開発って、一人で黙々とやるイメージがあるかもしれません。
実際、手を動かすのは一人です。
でも、何を作るか・何が足りないかは、使ってくれる人との対話の中から出てくるんだなと、最近よく思います。
「もっと長く読みたい」の一言がなければ、文字数は増やしていなかった。
やり取りしていなければ、自分の返信が抜けていることに気づかなかった。

全部に応えられるわけではありません。
仕組み上どうしても難しいこともあるし、やらないと決めることもあります。
それでも、もらった声は一度ちゃんと受け取って、できる形を探したい。
一人で作っているけれど、一人で育てているわけじゃない。
そんなふうに思えた夜でした。