自動化・AI開発

うろ覚えの一言から、半日が動き出した日

Kanae

朝、パソコンがクラッシュしました。

このパソコンは補助用で、メモリも少なくて、わりとよく落ちます。
だから、また落ちたか、くらいの気持ちでした。
困ったのは、前の作業の続きが、頭からきれいに飛んでいたことです。

何をやっていたんだっけ。
立ち上げ直して、しばらくぼんやり考えていました。

出てきたのは、たった一言でした。

「たしか、Stripe(決済の仕組み)のイベントを3つ追加するんだった気がする」

それだけ。
本当にそれだけしか覚えていませんでした。

正直、心もとなかったです。
こんなうろ覚えで、今日の作業は進むんだろうか、と思いました。
でも、手がかりがゼロよりはましです。
そのまま、Claude Codeにその一言を投げてみました。

そこから、半日が動き出しました。

わからないことだらけのまま、進む

調べてもらうと、「イベントを3つ足すだけ」ではありませんでした。

決済の新しいバージョンに合わせて、通知の受け取り方を作り直さないといけない。
そういう、思っていたよりずっと根の深い話でした。

正直に言うと、出てくる言葉のほとんどを、私はその日まで知りませんでした。
新しい通知の形のことも、その確認のしかたが昔と違うことも。

それでも、わからないなりに進めました。
詰まるたびにClaude Codeに「これはどういうこと?」と聞いて、少しずつ「ああ、そういうことか」と分かっていきました。
私はコードは書けないので、決済の管理画面を開いて「今こうなってるよ」と画面を送る係を、ずっとやっていました。

二人三脚、という言葉がいちばん近い気がします。
私が画面を見て、向こうがコードを直して、また私が確かめる。
その繰り返しでした。

いちばん間抜けだったこと

何度直しても、うまくいきませんでした。

直したはずなのに、通らない。
おかしいな、と思いながら設定の画面を見ていて、ふと気づきました。

「デプロイ」は押していたのに、その手前の「完了」ボタンを押していなかったのです。
大事な値を入れて、保存したつもりで、実は確定されていませんでした。

しかも、もっと間抜けなことに気づきました。
昨日も同じ場所で「直した」と思っていた値があって、それも「完了」を押していなかったから、ずっと反映されていなかったのです。

なんだ、そこか、と思いました。

「完了」を押して、もう一度試したら、あっさり通りました。
私が手で書き換えなくても、仕組みが自分で状態を「準備OK」に変えてくれました。

半日かけてたどり着いた先が、押し忘れていたボタン一つだった。
少し笑ってしまいました。

うろ覚えでも、たどり着けた

気づいたら、6時間が経っていました。

前に、作業していたものが6時間分まるごと消えてしまったことがあります。
あの時は「より良くすると決めた」と書きました。
今日の6時間は、消えずに、ちゃんと前に進みました。

仕組みを全部理解できたわけではありません。
でも、間抜けな「完了」ボタンに最初に気づいたのは、コードを書けない私でした。

朝のうろ覚えの一言は、頼りなく見えても、手がかりは手がかりでした。
そこから引っ張れば、わからないことだらけでも、ちゃんと着地できる日がある。

わからないことは、恥ずかしいことじゃない。
聞きながら、確かめながら、一歩ずつ進めばいい。
今日もそうやって進めたな、と思いました。

ABOUT ME
かなえ
かなえ
個人開発を応援する非エンジニア
婚約破棄をきっかけに、29歳で未婚の母になると決めました。
不安と向き合いながら、10年かけて働き方を少しずつ作り変えてきた40代です。

AppSheetやGASを独学で覚え、いまはAIを使った個人開発を毎日続けています。
個人開発を応援する非エンジニアとして、等身大の試行錯誤や、子育て・自立・副業のことを、正直に記録しています。
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