「整理」は分けることだと思っていたら、戻すことだったみたい
自分が作っているアプリの「未整理」と書かれた箱に、200 件くらいのカードが溜まっていました。
「整理しないとな」とずっと思っていて、今日はそれをやることにしました。
中身を見たら、思っていたのと違った

「未整理」って書いてあるくらいだから、ジャンルが分からないメモがごちゃごちゃに入ってると思っていたんです。
開いてみたら、入っていたのは、本来「AI ツール」とか「個人プロジェクト」とか、もう作ってある別の箱に入るべきものたちでした。
つまり「未整理」は、分類されてないんじゃなくて、分類先を選ぶのが面倒で、とりあえず置きっぱなしにしてた箱だったんです。
整理の意味が、変わりました

最初は、「未整理の中をジャンルで細かく分けよう」と思っていました。
でも気づきました。
それは整理じゃなくて、ぐちゃぐちゃを別のぐちゃぐちゃに移してるだけだなって。
本当にやるべきことは、ひとつひとつのカードを、本来の箱に戻すことでした。
「AI ツール」に入るものは「AI ツール」に。
「個人プロジェクト」に入るものは「個人プロジェクト」に。
それだけ。
未整理の箱は、戻し終わると空っぽになります。
物理的な部屋でも同じことかもしれない

これって、家の片付けと同じだなって思いました。
「とりあえずこの引き出しに入れておく」が積み重なって、後で「整理しよう」と思ったとき、その引き出しを開けてサブカテゴリに分けようとしてしまう。
でも実はそこに入ってるのは、本棚に戻すべき本、洗面台に戻すべき化粧品、キッチンに戻すべき調味料、が混ざってるだけだったりします。
引き出しの中をきれいに分類するんじゃなくて、ひとつひとつ元の場所に戻す。
それで引き出しは空になります。
整理って、分けることじゃなくて、戻すことだったみたいです。
全部完璧にやろうとしない

200 件のうち、20 件くらいは「これ何だっけ」が分からなくて、保留にしました。
完璧に整理しようと思わないようにしました。
明確に戻せるものは戻して、迷うやつは「迷うやつ」のまま残す。
後で違う日に見たら、また違う判断ができるかもしれません。
完璧にやろうとして、結局何もできないより、9 割戻った状態で残り 1 割を保留にする方が、前に進めるんだなと思いました。
整理してたら、別のことに気づいた

整理を進める中で、アプリ自体の使い勝手の問題が次々と見えてきました。
たくさんのカードを一気に動かしてると、ちょっと押しにくい場所、見えにくい色、欲しいけどない機能、が次々と気になります。
普通に使ってるだけだと気づかないんですが、量をこなすと露わになるんですね。
気になったところは、その日のうちにちょこちょこ直しました。
「気になる → 直す → また使う → また気になる」のサイクル。
直しきれないものはメモに書いて、明日以降に持ち越しました。
戻し場所がない時もある

「未整理に入ってるのは、本来別の場所に戻すべきもの」と書きましたが、もちろん、戻し場所がまだ決まってないものもあると思います。
そういう時は、「新しい箱を作る」もアリですし、「とりあえず未整理に置いておく」もアリです。
私の場合、200 件のうち 20 件は、新しい箱を作るほどでもないけど、既存のどこにもピッタリ合わない、というものでした。
それは未整理のままにしました。
迷ったものを無理に分類するより、「迷ったものは迷ったまま」にしておく方が、後で見たときに自分の判断を信頼できる気がします。
「未整理」は怖い箱じゃない

今日整理してみて、「未整理」って書かれた箱が、あんまり怖くなくなりました。
以前は「ここに入ってるもの、全部分類しないといけない」って思って、開くのが億劫でした。
今は「ここに入ってるのは、本来別の場所にあるべきもの。
戻すだけだから、思ったより簡単」って分かったから、開ける気がします。
判断ハードルが下がりました。
整理って、技術じゃなくて、考え方の問題だったみたいです。
今度物理的な引き出しを開けたときも、同じ考え方でやってみようかなと思いました。

