取りっぱなしだった、を見直す夜
petapeta(自分で作っているブックマーク管理アプリ)に、コレクションの中で「セクション」で仕切れる機能を追加しました。
これは昨日までの話で、今日は仕切りを使って未整理の216件を実際に振り分ける予定でした。
振り分けの作業は Claude Code に任せようと思っていました。
ルールベースで URL とタイトルから分類してもらう。
出てきた JSON を import で取り込む、という流れです。
そのためにまず、現在のデータを export しようとしました。
そこで、ふと気づきました。
一度も戻していなかった backup

petapeta には export 機能があります。
設定からポチッと押すと JSON ファイルが落ちてきます。
これを毎日のように作っていました。
Firebase の自動バックアップとは別に、念のため手元にも置いておく感覚です。
でも、一度も import で戻したことがありませんでした。
「いつか必要になったら使う」のつもりで取り続けていただけです。
貯まっているのに、戻したことが一度もない。
今日初めて、戻したらどうなるかを確かめてみました。
戻したら、増える

正確には「戻した」のではなくて、「同じ環境で同じ backup を再 import したら何が起きるか」を Claude Code に聞いてみたんです。
返ってきた答えに、ちょっとびっくりしました。
「元のコレクションが空になって、新しいコレクションがもう1個できます。
中身は新しい方に全部引っ越します」
サイドバーを想像してみました。
「アイデア倉庫」が2つ。
片方は中身ゼロ。
片方に全部のカードが入っている。
これが20コレクション分あるとしたら、サイドバーに同じ名前が40個並びます。
空殻が20個、中身入りが20個。
しかも、コレクションを一括で削除する機能はありません。
手動で1個ずつ消すことになります。
うっかり「念のため戻してみよう」とポチッと押していたら、20個分の片付け作業が発生していました。
道具を作っただけで、使っていなかった

backup って、取った時点で安心するんですよね。
「いざという時はこれがある」って。
でも、その「いざ」を一度も試していなかった。
本当に戻せるかどうかを、確かめたことがなかった。
1年分のバックアップが手元にあって、もしかしたら半分くらいは「戻すと事故になるもの」かもしれない。
そう考えると、ちょっと怖い話です。
道具は、使ってみないと、本当に使えるかどうかわからない。
これは backup に限った話じゃない気がしています。
家にある「いざという時用」のもの、防災グッズとか、応急処置の道具とか、保険の書類とか。
取り揃えただけで満足しているものがあるかもしれません。
振り分けの前に、復元を直すことにしました

import に「新規追加」と「上書き復元」のモードを選べる UI を入れました。
petapeta の backup を取り込むときだけ確認モーダルが出ます。
Toby や Chrome から取り込むときは何も変わりません。
「新規追加」が今までと同じ動き。
「上書き復元」が、私が今日やりたかった動きです。
これで、振り分けた JSON を取り込めるようになりました。
明日(というか今日のうちに)、Claude Code に未整理216件のルールベース分類を頼みます。
出てきた JSON を「上書き復元」モードで取り込む予定です。
そこで初めて、今日作った機能が「使える」と分かります。
取って終わり、じゃないところから
petapeta の backup を、初めて戻そうとした夜の話でした。
backup を取るのは、自分が安心するためだったんだと思います。
本当に必要なときに戻せるかどうかは、確かめないと安心の根拠はなかったのに。
明日、自分の手元のバックアップが「戻せるもの」になります。
今までは「貯めていただけのもの」でした。
取って終わり、じゃないところから始まる。
そう思った夜でした。

