自動化・AI開発

「たぶんこれだ」で走り出した日のこと

Kanae

夜、自分のアプリから自分のスマホに通知を送るテストをしていました。

返ってきたのは「送れませんでした」。
何度やっても同じでした。

少し前に、この通知が初めて手元で動いた日のことを書きました。
やっと眠っていた機能が動いた、と思っていたんです。
でもそれは自分のパソコンの中での話で、みんなが使う本番の方では、まだ一度も届いていなかった。
それをこの日に知りました。

点がつながった気がした

点がつながった気がした

原因の見当は、すぐについた気がしました。

通知に貼ってあるリンクの作り方が、本番だと抜け落ちる作りになっているのを、前に別の調べ物で見ていたんです。
だから「ああ、あれだ」と思いました。

知っていた小さな不具合と、目の前の困りごとが、頭の中でパチンとつながった。
その感じが気持ちよくて、確かめる前に直しに行きました。

直して、本番に反映して、もう一度テストして。

また「送れませんでした」でした。

確信していたぶん、効かないと気持ち悪い

確信していたぶん、効かないと気持ち悪い

ここで犯人を探し直せばよかったのに、私は「反映が遅れてるのかな」と、同じところを何度か叩いていました。

自分の見立てが外れていることを、なかなか認められなかったんだと思います。

最後に観念して、相手が「これがダメ」と突き返してくる文章そのものを、ちゃんと表示させてみました。
そうしたら、一行で書いてありました。
犯人は、リンクでも住所でもなく、ボタンの文字色でした。

短く略して書いた色の指定を、相手は受け付けてくれなかった。
たった数文字の違いで、通知まるごと突き返されていたんです。

正しい長さに直したら、あっさり届きました。
スマホが鳴って、ちゃんと自分のアプリからの通知が出ました。

一行目で走り出す癖

一行目で走り出す癖

悔しかったのは、最初から相手の言い分を表示させていれば、遠回りはまるごといらなかった、ということです。

エラーの一行目を見て「これだ」と思った瞬間、人は残りを読まなくなります。
私もそうでした。
手元に「知っている不具合」があると、なおさらそれに飛びつきたくなる。

これは開発の中だけの話じゃないな、と思いました。

人の話でも、出来事でも、最初に浮かんだ見立てに乗って走り出してしまうことがあります。
たいてい、その見立ては半分くらいしか合っていない。
相手がほんとうに言いたいことは、最初の一行の先に書いてあるのに。

確信しているときほど、一度止まって、相手の言い分を最後まで聞く。
今回はアプリ相手にそれを忘れて、遠回りしました。

入口を静かにした

入口を静かにした

同じ流れで、もう一つ気になっていたことも片付けました。

アプリを友だち追加すると、あいさつが2通続けて届いていたんです。
少しうるさかった。
管理画面で自動のあいさつを止めて、もう一度試したら、今度はとてもシンプルなのが1通だけ来ました。

それだけのことだけど、入口が静かになって、気持ちがよかったです。

犯人を取り違えて、ずいぶん遠回りした一日でした。
でも最後に、シンプルなあいさつを1通だけ受け取って、悪くない終わり方だったなと思いました。

ABOUT ME
かなえ
かなえ
個人開発を応援する非エンジニア
婚約破棄をきっかけに、29歳で未婚の母になると決めました。
不安と向き合いながら、10年かけて働き方を少しずつ作り変えてきた40代です。

AppSheetやGASを独学で覚え、いまはAIを使った個人開発を毎日続けています。
個人開発を応援する非エンジニアとして、等身大の試行錯誤や、子育て・自立・副業のことを、正直に記録しています。
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